震災で解体された旧三宮ビル北館跡地には15年近くに渡って地上2階建ての暫定ビルが稼働していた。事業主の森本倉庫は隣接する南館とツインビル化する構想を持っていたが、神戸のオフィスビル市況が低迷していた為、駅前の一等地にも関わらず実現するまでに長年を要した。六甲アイランドに本社ビルを有していたP&Gジャパンが規模縮小に伴い、この建物へ本社機能の移転を決定した事によってプロジェクトが始動。地下1階には神戸阪急ビル東館の閉館により、イカリスーパー三宮店が移転開業。地上1-2階には元町のりそな神戸ビルからりそな銀行神戸支店が、3-4階は熱交換器を開発製造する外資メーカー・アルヴォスがポートアイランドから本社機能を移転、そして5-12階にP&Gジャパンというテナント構成となっている。
規模 | 地上12階 地下2階 塔屋2階 |
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高さ | 最高高さ 62.036m | 構造 | SRC造 | 用途 | 事務所 店舗 |
敷地面積 | 1,880.36㎡ |
建築面積 | |
延床面積 | 18,691.57㎡ |
設計 | 竹中工務店 |
施工 | 竹中工務店 |
竣工年 | 2015年11月 |
事業主体 | 森本倉庫 |
所在地 | 神戸市中央区小野柄通7-1-18 |